Ciao!Sono Arikiri. こんにちは、アリキリです。
今回は、2ヶ月ぶりのローマ＆フランクフルトの旅行記の8回目です。
・ローマのアパートでのんびり
・ローマからちょっと旅←今ここ
・フランクフルトでソーセージとパンを堪能する
ことを目的としています。
以前書いた、内容と重複するところもあるかと思いますが、どうぞご容赦を(ﾟﾟ)(｡｡)ﾍﾟｺｯ
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天空の街カルカータ
カルカータは「天空の城ラピュタ」のモデルになったと言われているローマ市内から北へ40kmの場所に位置している、古代エトルリア人が築いた街です。
かつて崖がいつか崩れるのでは。。。と危惧され、住民は新市街に引っ越し、一時はゴーストタウンになっていたのだそうです。
それが、90年代、町興しのために世界中から多くのアーティストやヒッピーがこの町に集まり、お店を出したり、住み始めたりして、この街は生き返りました。
天空の街というと、チビタ・ディ・バーニョレッジョの方が有名ですが、宮崎駿監督は、ここカルカータとチビタ・ディ・バーニョレッジョの両方を見て「天空の城ラピュタ」を制作したと言われています。
どうしてカルカータへ？
猫好きだけど、いつも「岩合光昭の世界ネコ歩き」を見ているわけじゃないのに、コロナ前にカルカータで撮影された「岩合光昭の世界ネコ歩き」を見たというのは、もう、これは運命と言うしかない！行くしかない！
と思っていたけど、コロナで行けず。。。８月にもローマに滞在していたけど、暑すぎて出掛ける気になれず。。。
やっと、その時が来ました。
最初はオルヴィエートへ行こうと思っていたけど、チビタ・ディ・バーニョレッジョはオルヴィエートから行くことを知り、それならオルヴィエートに滞在して両方行った方がいいと思って、今回はカルカータに行くことにしました。
Googleマップで検索したら、カルカータへも路線バスで往復出来そうだし←これが。。。後で大変なことに(´Д｀)
思い入れが強いので、長文になってしまいそうです(^_^;
さっさとカルカータを知りたいという方は、動画を見て下さいませ。
アンディアーモ！（さあ、行こう！）
今日も天気予報は晴れ！まだ暗いけど、張り切って出掛けます。
サンタンジェロ城を横目にバスは走り続け、
SAXA LUBRA駅到着。
駅に向かって右にあるバールでバスの切符を買います。
片道2.8ユーロの切符を2枚購入。行ったことのない所に行く時は帰りの分の切符も買っておくことを強く！オススメします。
実際カルカータの街では切符が買えそうなお店は無かったような気がします。（自分は帰りの切符を持っているので、特に確認もしなかった）
まだ時間があるので、切符を買ったのとは反対側のバールの外で、牛を眺めながらコルネットとラテ・マキアートの朝食。
バスターミナルのすぐ脇には牛がたくさんいました。（少し離れたところにいる白いのが牛)
Corciano行きバス停。カルカータへはこのバスに乗って行って、途中で乗り換えします。
バスが来ました。
バスが出発して通りに出た途端に大渋滞。
Googleマップによると、ここでバスを乗り換えろと。。。
周りには何も無い！あるのは廃墟とおぼしき建物だけ。
遠くには山が見えます。
バス停があるのは農園の入り口で、何台かの大きなトレーラーが出てきました。
やっとバスが来たので手を振って、バスが止まって乗り込んだら、「いやー、手を振ってくれて良かったよ。通り過ぎるところだったよ」と運ちゃんに言われました。そりゃ、あんなとこでバス待ってると思わないよね。
その後、ほぼ山道？を大型バスは走り、カルカータの新市街と思しきバス停に到着。運ちゃんに聞いたらカルカータだと言うのでバスを降りGoogleマップをチェック。うん、たしかにカルカータって書いてある。
歩き始めると猫さんがおくつろぎ中。
少し行くと、ん？これは入っていいんだよね？と思いながら進みます。
工事中？行ってもいいんだろうか？と思いつつ進みます。先の方に人がいるけど、何も言わないし。。。
カルカータらしい石造りの建物が見えて来ました。
建物の近くに女性がいたので「カルカータ？」と聞いたら「そうよ」と、「ステキねー」と言ったら「そうなの、ステキでしょ？」とニコニコしてました。
この先の坂が恐ろしく急で、滑って転ぶんじゃないかとヒヤヒヤしました。大丈夫だったけど。
カルカータ着いたよーーー
急な坂を下って右に行くと、CALCATAの街に入ります。
段々とカルカータの全貌が見えて来ました。
そしてこのトンネルを抜けてカルカータの中心へ進みます。前を歩いているのは、お掃除の人。この後、街中で何度も顔を合わせることになるんだけど、この人のおかげでカルカータはキレイなんだなぁ。。。と思いました。ありがとうございます(ﾟﾟ)(｡｡)ﾍﾟｺｯ
くねくね曲がる結構な坂道を上り、おぉ～見えて来ました。
トンネルを抜けて右に街の中心の広場と教会があります。
その広場から先に進むと、すぐに行き止まり。
どこまで行っていいのかな？と思いつつ小さな階段を下りるとすぐ行き止まり。見えるのは崖の下の森。
すごい！すごいよ、エトルリア人。
一度広場まで戻って、歩き始めると、そこはまるで絵本の中に迷い込んだみたいです。
ここで黒猫さん登場。
どこを見てもひたすら可愛い。
少し歩くとまた端っこ。
この日は平日だったので、あまりお店はやってないけど、カフェとレストランが1軒ずつ営業していました。
隙間のような路地を抜けると、
また端っこ。
階段を少し下りて見上げると、
反対を見ると、
階段を上って地上へ。
窓辺に人形が飾られてました。ちょっとコワイ。。。
このお店はお休み。この先でお掃除の人と少し話したら、一人で街中をお掃除するんだそうです。
飾ってますとか、キレイにしてます。って感じじゃなくて、結構雑多なのにトータルで美しい。
かと思うと、突然こざっぱりしていたり。。。
で、ニャンコ。
で、また端っこ。
通りの名前もちゃんとある。でもこの先、どこに行くんだろう？？？
穴ぐらちっくな道を進んで、
そろそろ広場へ戻ろう。
広場に戻る
段々と広場に人が出てきました。
大きな石の塊は椅子です。
一人でいた女性に声を掛けられて、少しおしゃべりをしていると、今度は男性が話しかけてきて「お店やってるから見に来ない？」と言うので、行ってみました。
オーガニック食品を扱っているそうで、ヘーゼルナッツのペーストを味見させてくれました。もう、ヘーゼルナッツそのもので美味しい！瓶物は重くなるので買わなかったけど。今頃になって、缶入りのオリーブオイルを買えば良かったと写真を見ながら思いました。
お店の外観。ノッチョーラ（ヘーゼルナッツ）の館？
この後も広場でしばらく過ごし、この街を後にしました。
まとめ
テレビの映像で見てはいたけど、石の質感とか、日向と影の対比とか、それよりなにより、ここに今、この街が存在していることがすごい！
続きはまた後日(^_-)-☆
では、また(^_^)/~
CiaoCiao!
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