Ciao!Sono Arikiri. こんにちは、アリキリです。
今回は、2ヶ月ぶりのローマ&フランクフルトの旅行記の9回目です。
・ローマのアパートでのんびり
・ローマからちょっと旅←今ここ
・フランクフルトでソーセージとパンを堪能する
ことを目的としています。
以前書いた、内容と重複するところもあるかと思いますが、どうぞご容赦を(゚゚)(。。)ペコッ
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帰りのバスが。。。
カルカータの街を一通り見て歩き、お昼が近くなって住民の人たちがたくさん広場に集まってきたのを機に、街を出てバスでローマまで帰ろうと旧市街入口のトンネルを戻ると、立派なオリーブの木があったことに気付き、しばらくここで休憩(^_^;
売り物件をみつけて思わず写真を撮ってしまった(^_^;
買えませんけどね。。。
帰りのバス
街を出て、バス通りから旧市街を見ると、
ホントに断崖絶壁の上に建っているのがよく分かります。
ボケ~っと橋脚を眺めていたら大きなクラック発見してしまいました。まぁ、今、橋が落ちることはないだろう。。。
バスが来ないのでネットで調べようとしたけど繋がらず。。。最初はのんきに構えていたけど、段々危機感を感じてきて「とりあえず、Wi-Fiにつながろう」と思って、またカルカータの街へ戻ることに。
トンネルの手前に眺めのいいレストランがあるので、行ってみたら改修工事中。。。全然思ったように物事が進みません。
これ、いよいよヤバイ流れかも(-_-)と思いつつ、またトンネルを抜けて旧市街の広場に行くと、さっき話をした女性に出会って「お腹空いたよ~」と訴えたら、「今日は1件しか営業してないけど、この突き当たりのお店で食べられるわよ」と教えてくれました。
崖っぷちにある洞窟レストランです。
実は街を見て歩いた時に中を見せてもらっていました。
右が調理場で、左の階段を下りていくと洞窟だそうです。
店内が既に洞窟ですね。
食事を食べに来たんだけど、もうとにかくWi-Fiつなぎたくて、お店に入ってすぐの席に座りました。
シニョーラ(おそらくお店のオーナー)が「ウチはヴィーガンレストランで、今日はなんとかのパスタ(聞き取れなかった)しか出来ないの。それでもいい?」と聞かれ、「ん?」って顔をしたら、「アーモンドと唐辛子のパスタなんだけど、大丈夫かしら?」とおっしゃるので、思わず「美味しそう!食べたいです。それにします」と言ってしまったのでした。
シニョーラが料理をしている間、Wi-Fiでバスの時間を調べたら、Googleマップの検索で出てくるのは学生用のバスだけ。。。そうだった、イタリアにはそれがあったんだ(×_×)バス会社が運行している学生用のバスも普通のバスも同じ時刻表にのっていて、学生用のバスは注記があるんだけど、それに目が行ってなかったことに気がつきました。あぁ、ヤバい、帰れないかも。。。
と思っているところにお通し?が出てきました。う、私はトマトが食べられない。。。でも、イタリアで出てきちゃった時は食べるようにしています。
というわけで、食べたみたら美味しい!トマトの下にあるのはナスで、一緒に食べるとすごく美味しい!ヴィーガンには全然興味無いけど、これは美味い!
でも「帰れないかも」と思ってしまったので、気持ちは上がらない。そうこうする間にパスタが出てきました。
手打ちパスタにアーモンドと唐辛子と黒こしょう。。。
友人にこの写真を見せたら「昆虫食かと思った」って言われちゃったけど、このパスタ、びっくりするほど美味しかったです。
帰れないかもって危機的状況にあるのに、忘れてしまうことが出来るくらい美味しかったです。
バス会社のHPにアクセスするも、これがどうしても開かず!(前日からずっと繋がらなかった)それに、このお店のWi-Fiはものすごく快調!それでも開かないんだからバス会社のサイトがイカンのだな。。。と諦め、自力で?なんとか?せねばならないと悟ったのでした。
帰るよ!
予想以上に美味しいランチを食べて、ある程度気持ちも上がってきたところで、お店を出ると、お店を教えてくれた女性がいて「どうだった?美味しかった?」と聞かれて、「すごく美味しかった」「ホントにここはいいところね」と言ったら、「住みたくなった?」と聞かれたので、「住みた~い!」と答え、「また来るね」と言って、CALCATA | Borgo Vecchio # f2174バス停へ。
そこに黄色い通学用のバスがやってきたので、手を上げて止まってもらい「ローマまで帰りたいので乗せて下さい」ってお願いしたけど、乗せてもらえず。。。もう泣きそう。゚(゚´Д`゚)゚。
「そうだ、下りたバス停まで戻ろう!」と坂の下まで行ったけど、坂が急すぎて上る気になれない。。。手をつかないと上がれないかも。
どうしよ~と思いつつ、またバス停に戻ってしばらくしたら、反対方向へ行くバス(CALCATA | Borgo Vecchio # f2144バス停)が来たので、手を振って止まってもらい、運ちゃんに、
「私はローマに帰りたいの~~~なのにバスは来ないし、どうすればいいの?」
と私がもてる全ての言葉を集結して訴えたら、運ちゃんしばらく考え込み、
「分かった!乗って!」と言ってくれました。うぅ、嬉しくて泣きそう。。。
で、バスに乗り込んだものの、このバスはどこに行くのか分からず、「え?結局私はどうなるの???」と思っていたところに、乗客のおねえちゃんが「ローマに行きたいんだけど、○○で下りればいいのよね?」と聞いているのが聞こえてきて、
「よっしゃ、とにかくローマには行けるっぽい」
と安心したのでした。
その後、名も知らぬ列車の駅に着いたら、
運ちゃんに「この女性がローマまで行くから、一緒に連れて行ってもらいなさい」
と私に声を掛けてくれて、その女性にも「この人をローマまで連れて行って」と頼んでくれました。
あまりにも必死だったので、この間写真は1枚もありません。
でも、またもや親切なイタリア人に助けられて、無事アパートまで帰り着くことが出来ました。
今回の教訓
・バスの切符は出発前に往復分2枚買っておこう
・Googleマップのルートを鵜呑みにしない
・バスに乗る時は事前にバス会社のルートと時刻表を確認しよう
バス会社Cotralのサイトはこちら。
・最後は周りの人に助けてもらおう
まとめ
コレを書きながら、Cotral社のHPでバスの時刻表を調べたけど、これがもう!とんでもなく分かりにくくて、思うようなルートがみつけられません。
私が帰ってきたルートで戻るのが楽ではあるけど、バスを乗り換えた駅がどこなのか記憶にも記録にもない。。。こういう時のためにGoogleマップのタイムライン機能をONにしておいたのに、その記録もない(-_-)
それでも、カルカータはホントに素晴らしいところだったし、洞窟レストランで食べたパスタももう一度食べたい!ので、帰りの足を確保して行ってみようと思っています。
ちなみに、かなり前にMotoGPの予選を見に行った帰りもバスが来なくて、イタリア人に助けられたことがありました。
久しぶりの大ドタバタだったけど、ホント無事に帰れて良かった^_^
では、また(^_^)/~
CiaoCiao!
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