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建築家が書いた本~日常を美味しく楽しく

Ciao!Sono Arikiri. こんにちは、アリキリです。

以前、旅の本でご紹介した建築家の宮脇檀さんが書いた【最後の昼餐】は、離婚後お一人で育ててきたお嬢さんが結婚して一人暮らしになり、ご自身が還暦を迎え、その後癌の宣告を受け、それでも人生を楽しみたいとパートナーのりえさんと過ごす料理三昧の週末を、宮脇檀さんが亡くなってからまとめられた本です。

亡くなった時のことを思い出してしまいそうで、今まで手が出せないでいました。会ったこともない方なのに、宮脇檀さんの死は私の中ではとても悲しい出来事だったのです。

最後の昼餐

最後の昼餐

  • 作者:宮脇 檀
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/12/01
  • メディア: 単行本
 

この本のことは、ずっと気になって気になって、amazonの欲しい物リストにも登録してあって、見るたびに「どうしようかな?」と何年間も迷っていましたが、先週ようやく購入いたしました。Kindle化されていないので、久しぶりに紙の本です。

blog.amo-italy.com

 

 

最後の昼餐

この本は、宮脇さんの文章が見開き2ページで書かれ、続けてりえさんのイラストが見開きで2ページ。

宮脇さんの文章は読み慣れているけど、りえさんのイラストがどんなんだろ?って思ってたんですよね。それが、とても宮脇さんの文章と合っていて、まぁ、実際一緒に過ごしたことの絵日記だから当たり前と言えば当たり前なのかもしれないけど。

宮脇さんはお料理をするのも好き、美味しいものを食べに行くのも好き、旅行も好き、というわけで、旅先の食事の話しも出てきます。

文章の中に私の大好きなベルニーニさんのことが出てきて、宮脇さんは直接ベルニーニさんと話をしたように書いてあって「ん?これは私の好きなベルニーニさんのことじゃないのか?いやいや、そんなことはないからジョークなの?」と思ったり、

宮脇さんはご自身のことを【半分イタリア人】とも言っていて、そんなところに私は引きつけられたのかもしれませんね。

宮脇さんのことを知ったのは、まだイタリアに行く前、海外にさえ行ったことのない頃だったけど、この頃から無意識のうちにイタリアに惹かれていたのかもしれません。

 

まとめ

この本を購入してすぐに美容院に行ったので、持って行って担当の美容師さんに見せたら、「一流の建築家にマンションを安く貸してもらって、週末は料理を作ってもらって最高だよね」って言ってました。

私もそう思わないでもないけど、読み進めていく内に二人の作る温かい空気のようなものが感じられて、素敵な一冊でした。

宮脇檀さんの本を読むと、家は建築物として存在するだけではなくて、人を包む温かいものだと思えてきます。立派な家じゃなくても、居心地のいい家がいいなぁって。

 

次は【旅は俗悪がいい】を読もうと思っています。

旅は俗悪がいい (中公文庫)

旅は俗悪がいい (中公文庫)

  • 作者:宮脇 檀
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1988/12/10
  • メディア: 文庫
 

 

CiaoCiao!

 

  

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