Ciao!Sono Arikiri. こんにちは、アリキリです。
初めて一人でイタリアに行くことに決めた時、美味しいものが食べられるボローニャに行こうと思い立ち、その頃ではまだ少なかったメールで予約可能なマリアとロベルトのB&Bをみつけました。
イタリア行きに少し慣れてきて、ホテルじゃなくてB&Bに泊まってみたいと思ったものの、電話で予約するのはハードルが高くて。。。その頃からのんびり1ヶ所に滞在したいと思っていたので、5泊で予約しました。
たしかHPもあって、お料理教室もやっているというのをみつけ、時間もたっぷりあるし、ボロネーゼを習ってみることにしました。
マリアとロベルトのB&B
B&Bは駅と旧市街の中心ウーゴバッシ通りの中間に位置していて、古いパラッツォの中にありました。
ボローニャは2度目だけど、B&Bを利用するのは初めてで、番地で建物を探してインターホンを押して扉を開けてもらうまで、ものすご～く緊張したのを覚えています。
予約後ロベルトから「予定が変更になって、初日は部屋が空いていないので、私のベッドを使って欲しい。」というメールが届きました。「は？ロベルトはどこで寝るんだ？」「まさか一緒に寝ようって事じゃないよね？」とビビったけど「まさかね」と気にしないことに。。。結局、このメールは基本的に英語なんだけど、一部イタリア語が混ぜっていて、後から読んだら「自分はリビングで寝るから」と書いてあったことが分かりました^_^;
その頃はいつもKLMを利用していて、ボローニャに到着したのは夜11時過ぎ。「申し訳ないなぁ」と思いつつ、エレベーターを上がってB&Bに入ると、マリアとロベルトが温かく迎えてくれました。
コーヒーを淹れてもらって、しばらくおしゃべりをしてから、お風呂に入って寝ました。
お料理教室
到着翌朝マリアに「お料理はいつにする？出来上がりまでに時間がかかるから、朝10時頃から始めて、夕飯に食べられるようにしましょうね」と言われ、特に予定もなかったけど、少し落ち着いた3日目に予定を入れてもらいました。
作るのは、
- ボロネーゼ
- 手打ちタリアテッレ（ボロネーゼにはタリアテッレと決まっているそう）
- ケーキ
です。
手打ちパスタとかケーキも教えてもらったけど、帰ってから作ったのはボロネーゼだけ。いつも太めのスパゲッティで食べています。
ボロネーゼのレシピ
材料：
- 合挽肉 1kg
- 玉ねぎ 2個
- 人参 1本
- セロリ 1本
- ホールトマト缶
- オリーブオイル
- 塩
- コショウ
作り方：
- タマネギ・人参・セロリはみじん切り
- お鍋にオリーブオイルをドボドボって位多めに入れて、１．の野菜を炒める
- タマネギが透き通ってきたら、またオリーブオイルをドボドボとつぎ足して、合挽肉を加え炒める
- ホールトマトの缶詰は、手でつぶすか、ブレンダーで一気につぶしておく
- ３の挽肉が白くなったら、４のつぶしたトマト缶をお鍋に入れ、約半日煮込みます
- 半日煮込んだら、食べる直前に塩・コショウで味を調えます
トマトを潰すのに、マリアがブラウンのマルチクイックを使ってたので、私も買っちゃいました(^^ゞコードレスのマルチクイック（並行輸入品）をみつけた時に買い換えました。（現在はコードレスは販売していないようです）
このセットは大きなチョッパーが付いているので、フードプロセッサーとして利用するにも便利です。
美味しく作るコツ：
マリア曰く、
「塩とコショウは最後に入れるのよ。煮込む前に入れると美味しくなくなっちゃうから絶対にダメ」だそうです。私の場合は、煮込んだ後も味は付けないまま冷凍しちゃいます。
食べるときは、フライパンに人数分のボロネーゼを入れて火に掛け、パスタが茹であがったら、その茹で汁を少し入れてからパスタを入れ、その後塩・コショウで味付けをします。
これでむちゃくちゃ美味しいスパゲッティ・ボロネーゼが食べられちゃいます(^^)v
ボローニャではボロネーゼはスパゲッティではなく、タリアテッレにかけて食べます。家に細めのスパゲッティしか無かったので、今回はペンネでいただきました。
そうそう、パルミジャーノ・レッジャーノ（パルメザンチーズ）をおろしてかけると一層美味しく食べられます(*^^)v
まとめ
マリアとロベルトは引っ越してしまったので、このB&Bはもうないけど、引っ越し先のブードリオ（オカリナの郷）やDozzaのB&Bにも泊まりに行って、他にも色々お料理を教えてもらいました(^^)
以前はガスでコトコトと半日煮込んでいたけど、最近はシャトルシェフを利用しています。
- トマトを入れたら10分グツグツ煮込む
- シャトルシェフに入れる
- 3時間くらい経ったら、またガスに掛けて10分くらい煮込む
- 再度シャトルシェフにいれる
- 食べる前に沸騰させて出来上がり
シャトルシェフを利用すれば、ずっと見張ってる必要がないので、すごく楽です。3時間経った頃に火を入れられなくても、気が付いたら一度沸騰させて、またシャトルシェフに戻せばOKです。
作り方がわかりにくかったらコメント欄から質問して下さいね。
最後にイタリアに行ってから1年以上が過ぎ、とうとうオリーブオイルが最後の一缶になってしまいました。パルミジャーノは既に在庫切れ（×_×）
これが無くなる前に、イタリアに行けるようになりますように。。。
みなさま、お元気でお過ごし下さいませ(･_･)(._.)
CiaoCiao!
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