美術館が苦手な私は、イタリアに行っても、ほぼ美術館に行かないのだけど、
安藤忠雄展「挑戦」
のことを友人から聞き、仕事の合間に行ってきました。
国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
設計事務所にいた、まだ図面を手描きしていた頃、
「安藤忠雄のとこは、立ったまま図面描くんだよ。食事も立ったまま食べるらしいよ。」
と先生から聞き、
「なんてヒドイやつだ!」
と勝手に思い、自分では何も調べることもなく、それ以来、ハッキリ言ってキライでした。
今では大好きな「水の教会」も、好きだ…と認めるまで時間がかかりました。
正直なところ、今も大好きなわけではないけれど、素晴らしい建築物に対しては、安藤忠雄さんの人間性などとは別に、好きなものは好きでいいんだと思っています。
って、当たり前ですかね…
「この人はどうしてボクサーだったのに、建築はじめて、ここまで有名になったんだろう?」
とずっと思っていたけど、テレビで特集を見て、
「あ~この人は努力(それも半端ない興味と探究心)したんだなぁ」
と感じ、キライな気持ちはなくなり、尊敬するようになりました。
私も家が大好きで、全然関係ない仕事をしていたのに、自分の家のためにインテリアコーディネーターになろうと思い立ち、気がついたら設計をやってた…という、設計としてはちょっとおかしな経歴なので、一層安藤忠雄さんに興味をもったのかもしれません。
光の教会内部
お天気が良かったこともあり、とてもドラマチック(^^)
外から見ると、
外から見ると、こんな感じ。
午前中にはフリートークがあり、聞きたいと思っていたけど、新宿での仕事が予想外に長引いて間に合いませんでした。
友人が先に行っていて、「本いる?直筆サイン入りだよ」と連絡をくれたので、頼んでおきました。
右側にある丸いものは、マスキングテープで、安藤忠雄さんのスケッチの関東編と関西編の二つを購入しました。
で、直筆のサイン
描かれているのは「住吉の長屋」です。
美術館に行くのが面倒だなんて言ってないで、興味のあるものは見た方がいいな…と思いました。
あ、そっか、4月のローマでも、キライだと思っていた「カラバッジョ」の絵を見て歩き、見なおしたんだった…^_^;
今月下旬~12月にかけてミラノに滞在するので、その間にヴェネツィア行って、安藤忠雄さんがリノベーションした「Punta della Dogana」を見に行こうと思っています。
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