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大好きな、バロック芸術の巨匠ベルニーニさんのこと…

Ciao!Sono Arikiri. こんにちは、アリキリです。

今までも、何度かベルニーニさんの彫刻が大好きだと書いてきました。私は絵にほぼ興味がなく、イタリアに行っても、美術館に行くことはあまりありません。自分では意識していなかったけど、彫刻には興味があるらしく、特にベルニーニさんの作品は大好きです。

 

 

ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ Gian Lorenzo Bernini

「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と賞賛されたバロック芸術の巨匠です。ローマに行って、バチカンを訪れたことのある人なら、彼が設計したサンピエトロ広場の回廊とか、サンピエトロ大聖堂の天蓋とか、目にしていると思います。

 

ベルニーニさんの作品の虜になったわけ

最初は、特別興味があったわけでなく、ガイドブックに出ている彼の作品を、実際に見ても「ふ~ん…」って程度でした。

イタリアに通い始めて何年目か、一人でサンピエトロ大聖堂のクーポラに上がった後、大聖堂の中を見て歩いていたら、ドレスのスカートがとてもリアルな彫刻を発見して「なんだぁ?これ、石で出来てるのに柔らかそうな布に見える気がする…」と思って作者を確認すると、それがベルニーニさんでした。

その後、NHKでベルニーニさんの【アポロンとダフネ】だけを特集した番組を見て、繊細な彫刻に感動して、ボルゲーゼ美術館に見に行きました。これが、ベルニーニさんの作品の虜になったきっかけです。

私がボルゲーゼ美術館を訪れた際、写真撮影禁止だったため、写真が無く、ネット上でみつけた写真を掲載させていただいています。

 

アポロンとダフネ

ギリシャ神話をモチーフとした、今、まさにダフネの手足が月桂樹に変わっていく、その瞬間の彫刻です。テレビの中で拡大されて見えている、その繊細さ…石でこんなものが出来るのか?という驚き。

ボルゲーゼ美術館に入った時は、もうただ、それだけ、アポロンとダフネを目指して。

その、アポロンとダフネは、この素晴らしい部屋の中にありました。

かなり長い時間、ひたすらこの彫刻を眺め続けました。

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(Wikiwandより)

 

プロセルピナの略奪

アポロンとダフネを見て「ベルニーニさん、やっぱりスゴイなぁ」と思いながら、隣の部屋に移動すると、そこに【プロセルピナの略奪】が展示されていました。

これ、ホントすごい。石で出来ているはずなのに、ものすごく肉肉しい…プロセルピナの腰や太ももに「ムギュ~」と食い込むブルートの指。

彫刻のすごいところは360度どこからでも眺められるところ…この彫刻の周りを何周したか分からないくらい、ずっとずっと眺めていました。もう、完全にベルニーニさんの虜です。

私は、この作品が一番のお気に入りです。

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(コニブログより)

 

ダビデ

ダビデ像は、フィレンツェにある、ミケランジェロのダビデが有名だけど、このベルニーニさんのダビデは表情ゆたかで、彼(ダビデ)の意志が伝わってくる力強さ、今にも動き出しそうな感じがすごい。

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(ディックの花通信より)

 

小説【天使と悪魔】

ボローニャで知り合った日本人女性から、

「ローマとベルニーニが好きなら【天使と悪魔】を読むといいよ」

と教えられ、早速読みました。すごかった…もう、まるでその場に居るかのように、読み進めました。

その後、ドイツ・ワールドカップ開催中にローマに行き、【天使と悪魔ごっこ】と称して、小説で登場する教会を巡りました。最初、ポポロ広場にあるサンタ・マリア・デル・ポポロ教会に行ったら、他にも何人か【天使と悪魔】に出てくるキージ家礼拝堂を見に来ていました。

その先は、本に出てくる教会を探してローマの街をウロウロ。

その時最後に見たルドヴィカは、2017年4月、すぐ近くのアパートに15泊滞在して、毎日最低1回は見に行っていました。見る時間帯によって、日の入り方が違って、その時その時、ルドヴィカは違う表情をして見えました。

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その滞在中、サンタンジェロ城の前にある天使の像の本物をサンタンドレア・デッレ・フラッテ教会に見に行った際、別の作者のルドヴィカがありました。ベルニーニさんの作品とはあまりにも違って、一層ベルニーニさんのルドヴィカに惚れ込んでしまいました。

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この時は、【第2回天使と悪魔ごっこ】をしたので、ルドヴィカの他にも写真がいくつか残っています。

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会の【聖テレーザの法悦】とか、

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ナヴォーナ広場の四大河の噴水とか。

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イースターの時期だったので、ポポロ広場辺りは混雑していそうで、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会には行きませんでした。

 

その後、この【天使と悪魔】は映画化もされ、私が頭の中に描いた構図とは違ったけど、何度も見返してはローマとベルニーニの世界に浸っています。 

 

ベルニーニさんに関する本がたくさん出版されていますので、興味が出たら読んでみて下さい。

ベルニーニ (イタリア・ルネサンスの巨匠たち―バロックの誕生)

ベルニーニ (イタリア・ルネサンスの巨匠たち―バロックの誕生)

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