Ciao!Sono Arikiri. こんにちは、アリキリです。
かなり前に、中田英寿がパルマにいた頃、サッカーはほとんど分からないけど、中田は好き…という程度で、ボローニャまで行ったから、ついでにパルマまで試合を見に行こうと思いつきました。
ボローニャに到着したのがお昼頃だったので、ホテルに荷物を置いて、時間調整をしてから再度ボローニャ駅まで行きました。
きっと日本人のサッカー好きな人がいるだろうと期待していたら、いました、男性二人連れが。
「あの～中田の試合を観に行くんですか？」と聞いたら、当たり！
「私たちも観に行きたいんですけど、スタジアムの行き方が分からなくて…ついていってもいいですか？」と お願いしたら、OKしてもらえました。
彼らは横浜からサッカーを観るためにやってきたそうで、
「チケットは持ってるの？」と聞かれ、
「スタジアムまで行って買います」と答えたら、
「そんなに簡単に買えるの？」と言われ、
「いえ、初めて行くので分からないけど、買えると思います」
なんて事を話しながら、列車に乗り込むと、車内はローマ・サポーターでいっぱいで…結構ビビりました(__;)
座れないので、ドアのところに立っていたら、ローマのマフラーを巻いた、コワソげな兄ちゃんが、
「中田の応援に来たの？」と聞くので、
「そうです」と緊張しながら答えたら、
「俺たちはローマの応援頑張るから、あんた達は中田の応援頑張れよ～」って(^^)
なんだ、いいヤツじゃん…彼らとなんだかんだ話しをしながらパルマ駅に到着したら、ローマ・サポーターは駅で足止めされてしまったので、日本人４人でスタジアムに向かいました。
２０分くらい歩いたかな？まだ試合開始２時間くらい前だったけど、スタジアムに到着しました。
とにかくチケットを買わなきゃ…と見渡すと、チケットブースがあったので、
「ドゥエ・ビリエッティ、ペル・ファヴォーレ」というと、（以下日本語で）
「どの席にする？」と座席表を見せてくれました。
「じゃ、ここで、２枚」と、購入したのはどこって言えばいいんだ？とにかく真ん中の前から２列目でした。
一緒に行った男性達に。
「買えたよ～」と言ったら、
「いくらだった？」と聞かれ、
「4,000円位」と答えたら、
「嘘だろ、俺ら日本で手配してもらって、一人2万ナンボ（忘れてしまいました）だったのに」と言ってました。
それから、寒さ対策の座布団を買おうと、スタジアム脇にあった屋台に行き、
「4個で20,000リラにまけて」と、同行の男性が英語で言ったら、
「え～～～英語分かんないよ」と屋台の親父が言うので、
「ヴェンティ・ミーラ？？？」と私が横でつぶやいたら、屋台のおっちゃんが喜んで、
「なんだ、イタリア語しゃべれるのか！ヨシ、じゃ、20,000リラでいいよ」と一気に値引き成立！
いや、しゃべれるわけじゃないですけどね、ちょうどその前の晩に、イタリア語の数字の勉強したばかりだったから…ラッキ～(*^^)v
購入した座布団を持って、スタジアムに入ると、パルマ側はほとんど人がいなくて、それなのに、彼らの席はかなり後の方で、
「ガラガラなんだから、こっち来ちゃえば？」とお誘いし、4人並んで観戦しました。
この時はまだ古いスタジアムだったので、手を伸ばせば届くくらいのところに選手がいて、お目当ての中田も途中退場したものの、先発出場でした(^^)
（FOOTBALL ZONE WEBより）
先にも書いたけど、私はほぼサッカー分からず、彼らが、
「お～～～トッティだ！！！」とか言っても、
「誰それ？？？」って感じで、後になって、「え、私、この人見ちゃったんだ」って感じでした。
イタリアまでわざわざサッカーを観に来るような彼らと一緒に観戦したおかげで、解説してもらえて、ホント楽しかったです。
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帰りはパルマ駅の近くでお茶して、彼らはミラノへ、私たちはボローニャに向かいました。
今なら、SNSの連絡先を聞いたりもしたんだろうけど、その時はただお礼を言っただけで…ホント、ありがとうございました(ﾟﾟ)(｡｡)ﾍﾟｺｯ
そうそう、中田英寿と言えば、私、彼が引退を発表した時にローマにいたんだけど、ローマで号外が出たんですよ「中田引退」って。
その頃は、どこに言っても、日本人だと分かると、「ナカ～タ」って言われてました^_^;
次は、ミラノダービーのお話しでも(^^)
CiaoCiao!
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お時間のあるときに見ていただけると嬉しいです(^^)
