泥のように眠って、翌朝は6時に起床。
今日こそはムジェロまで行くぞ!と意気込んで支度をし、インターネットカフェに行って調べたら、8時発のボルゴ・サン・ロレンツォ行きの列車があるらしいので、駅に移動。でも、時刻表を見ても8:25発しかない…
構内にMotoGPのポスターをみつけ、眺めてみたけど、全然なんのことだか分からず…通りかかった兄ちゃんに英語で説明してもらったら、
「決勝当日はGP列車がサンタ・マリア・ノッベラ駅からボルゴ・サン・ロレンツォまで出ます。」
と書いてあるそうで、そっか、決勝当日はGP列車が出るのね…と嬉しくなったものの、
「ん?予選は?」
バスも見に行ったけど、8:00発なんてない(決勝当日のことか?)ので、またマクドナルド行って、モーニングと水を買い、8:25発の列車に乗り込んだ。
近くから「ムジェロ…」と、車掌と話してる声が聞こえ、
「うん、今日は行けるかも(*^─^*)ニコッ」と思いながら朝ご飯食べてたら、ボルゴ・サン・ロレンツォ駅に到着。
駅前には相変わらず何もない、「どうするか?」と思いながらバス停でわけのわからないイタリア語を見てると、さっき列車の中でムジェロがどうのこうのって行ってた人たちが歩いて行くのが見えた。多分、ドイツ人。で、その人たちに二人の男の人がついて行こうとしてるのが見えたので、駅員に、
「アウトドローモ・ムジェロ???」と叫んだら、
「その人たちが行くから、くっついて行け」と言われ、走って追いつこうとしたら、男の人二人が気づいて振り返ったので、
「ムジェロ?」と聞いたら、
「Yes!」と言うので、一緒にくっついて行くことに。ちなみに彼らはスカンジナビアから来たそうで、
「原田君の応援に行くの」って言ったら、原田君のこと知ってた、さすが世界チャンピオン!
総勢7人で歩いてたら、先のドイツ人代表?のおばちゃんが、途中のバールで行き方を聞き、そのまた先のバス停まで歩いて行き、バスの時間を見たら、まだまだ来ない(このとき10時頃)ので、スカンジナビアの人が携帯でバス停に書いてあるタクシー会社に電話したけど、つながらず…潰れたらしいと伝えたかったけど、英語でなんて言うのか分からず^_^;
ヨーロッパの人達って、全部じゃないけど、色々な言語を話せる人がホント多くて、ドイツ人代表のおばちゃんも、みんなで話すときはドイツ語、スカンジナビアの人と話すときは英語、バールで道を聞くときはイタリア語、を話しておりました(゚ロ゚)
11:15発のバスを待ってお茶して、結局11:30に来たバスに乗り込み、サーキット入口にあるScalperiaまで移動し、ようやくチケットを購入して、山あり谷ありの道をサーキットまで歩いた。
6月初めだっていうのにムチャクチャ暑くて、あまりの日差しの強さに、ロッシのキャップ(これ、今でも宝物)を購入!
サーキットに着いたら125ccの予選中で、超感動!!!すげぇ!!!
が、砂埃すごいし、キャンプしてる観客達がバイクのエンジンとマフラーだけ持ち込んであっちこっちでウォンウォンやってるし(゚Д゚)ムチャクチャうるさい。
125ccの次はMotoGPクラスの予選で、もう全然エンジン音とか違うし、スピード違うし、目の前をロッシやビアッジが走ってるしぃ(☆。☆)それにも増して、原田君かっちょええ♡中野君は予選3位だったし。
予選も終わって、またScalperiaまで歩いた。もう、足の裏のマメが潰れてグチャグチャで、つらすぎ…明日も同じ思いするのかと思うと、やめようか…って気になった。
行きに一緒だった人たちは、S.Pielo A Sieve(ボルゴ・サン・ロレンツォ駅の一つフィレンツェ寄りの駅)まで17:10のバスで行くと言うので、私は17:15のフィレンツェまで直通のバスで行くからって、そこで別れた。
が、バスが全然来ない!
「ここはイタリアなんだから、のんびり待とう」と思って待ったけど、それにしても来ない。全然来ない!
結局19:15頃来たバスに乗ることに…それまでイタリア人のおじいちゃんとにいちゃんとどこの人か分からないけど英語を話す人と、ひたすらしゃべって暇を潰し、やっと乗ったバスもサンタ・マリア・ノヴェッラ駅には行かないというので、結局S.Pielo A Sieveで列車に乗り換え、ようやく8:20頃サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。
靴を買いたかったけど、もう店は閉まってるし、駅前のSpicicoでピザを買ってホテルに戻った。
で、また爆睡(-_-)zzz