Ciao!Sono Arikiri. こんにちは、アリキリです。
ナポリ3日目、楽しみにしていたアマルフィに行きます。
春~秋までは海からのアクセスも可能だけど、私たちが行った1月は船が休航のため、昨日のヴェスヴィオ周遊鉄道 Circumvesuvianaでソレントまで行って、バスに乗り換えてアマルフィまで行きます。
そんなわけで、朝早くからナポリ中央駅に移動し、昨日と同じヴェスヴィオ周遊鉄道 Circumvesuvianaの切符を買って、ホームに行き、列車に乗り込み、4人掛けの席に分かれて座りました。
私の隣は空いていて、向かいは同行の女性、その隣はおそらく地元の女性です。
列車が動き始め、私は今後のルートを再確認するために、2015/10に購入したiPhone6Sを胸の前に持って、色々調べていました。
その時、頭の上から手がにょ~っと出てきて、私のiPhoneを取り上げました。その時は、何が起こったのか、すぐには理解出来ず、しばらく(それでも実際は大した時間じゃないのだろうけど)はiPhoneのない自分の手を見ていました。
ハッと我に返って、顔を上げると、列車は停車していて、長身の黒人男性が、私のiPhoneを手にこちらを見てニヤッと笑い、そのまま列車の外へ…その直後列車の扉が閉まりました。
しばらくは同行した人達とあ~だこ~だと話し、いずれにしてもiPhoneはないので、現地SIMを入れてあったタブレットを私に戻してもらい、まずは、ソレントでの乗換を確認し、無事、ソレント駅前でアマルフィ行きのバスに乗ることが出来ました。
バスは複雑な海岸線に沿った、バス2台がすれ違うのがやっとの道をアマルフィに向けて走っていきます。いろは坂もかなわないくらいのくねくね道です。
バスは直線では減速してすれ違うことが出来るけど、カーブですれ違わなければならないときは、1台がバックしたり、切り返したり、見てるこちらもハラハラです。
このくねくね道をバスが行くなか、私は、仕事関係の個人情報が漏れるのはマズイ!とiPhoneをロックしようと躍起になっていました。
まずはネットで調べ、同行者にはお願い出来る人がいないので、日本にいる友人にメールをして【iPhonをさがす】をやってもらおうとするも、
「そんな方法はありません」とか言われ、一から説明しなければならず…そんなことをアマルフィに到着するまでやり続け、それでも先に進まないし、一緒の方々にも申し訳無いので、ひとまず観光することにしたのだけど、バスでずっと下を向いてタブレットをいじっていたからか、乗り物酔いしてしまい、すぐには動けず…
みんなとても気遣ってくれたのだけど、私はと言えば、気もそぞろで、何も目に入らず…たしか、坂も上がったし、階段も上がったし、ドゥオモも見に行ったし、アマルフィの紙を買うことも楽しみにしていたのに…記憶にありません(__;)
あ、お茶もしたなぁ。
帰りはバスを一本遅らせ、来たときと同じバスでソレントまで、あのくねくね道を同じように日本の友人にメールしていたのだけど、途中で耐えられなくなり、
「体調悪いので、後はこちらでなんとかします」と、タブレットをいじるのをやめて美しい景色を見ることにしました。まぁ、目に入らないんですけどね、iPhoneのことが気になって。そんなわけで、写真もろくに撮ってないし…
ソレントについて、お腹も空いたしってことで、ピザ屋さんに入ったら、なんちゃら選手権でチャンピオンを取った人のお店でした。
そこでピッツァとスップリなんぞ食べ、スッキリするかも…とファンタ・レモンをいただきました。
ナポリ中央駅に戻り、警察に盗難届を出し、証明書をもらってアパートに戻りました。
翌日は買い出し日に当てていて、地下鉄でスーパーに行ったのだけど、もっと買い物をしたい組と部屋に帰る組に分かれ、私はもっと買い物したい組(3人)に…時間を忘れてあっちこっち回っていたら、お腹が空き、
「とりあえず、あそこで食べようよ」とナポリ中央駅前のお店に入りました。
カフェのようなお店だと思ったら、地下のキチンとした席に案内してくれました。そこで、史上最高とも言える海鮮パスタやリゾットをいただきました(^^)
Ristorante Franco
Corso Lucci Arnaldo, 195, 80142 Napoli NA, イタリア
ここ、絶対オススメです。ナポリに行ったら行って下さいね。
食事終わって帰ろうとしたら、地下鉄終わってるし、アパートに帰った人達からはたくさん連絡来てるし、「?」と時間を確認したら、なんと深夜0時を過ぎてる(゚ロ゚)
焦ってタクシーで帰り、待っていて下さったみなさんに謝罪して、眠りにつき、翌日ナポリ空港からローマを経由して成田まで帰ってきました。
帰国後、docomoの補償でiphoneは手元に帰ってきました。どうせなら色を変えたいって言ったら、それは出来ないんだそうです。
出国直前にバックアップも取ってあったし、盗まれる前に撮った写真はiCloudに残っていました。
個人情報保護の件も、指紋認証をセットしていたことで、なんの処罰もなかったし…ちなみに、iPhoneをさがすで検索すると、盗まれたiPhoneは以降一度もインターネットに接続されることがなく、結局どこにあるか分かりませんでした。さっさと転売されちゃったんでしょうね、きっと。
結果として、何も損害はないに等しかったけど、あの、たまらない気持ちだけは今になっても忘れられません。
それ以降、海外に出たときは、iPhoneをたすき掛けにして、外では絶対に外しません。もう、あの気分を味わうのは二度とイヤなので…
皆さんも、どうぞ、お気を付け下さいね。
CiaoCiao!
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